曙国際特許事務所神楽坂オフィスの紹介
曙国際特許事務所神楽坂オフィスは、現代表の祖父である弁理士 安原正朔によって1929年に開設された安原特許事務所に由来します。1951年には、父である安原正之が弁護士登録したことに伴い、安原法律特許事務所に改組され、訴訟実務のパイオニアとして裁判実務の基礎づくりに努めてまいりました。そして、2008年10月に特許・商標部門が独立しオリナス特許事務所としての設立に至り、2022年11月に曙国際特許事務所神楽坂オフィスに名称を変更しました。
当オフィスは前身からの90年以上に亘る事務所経歴の中で、知的財産関係の判例百選や、その他の判例評釈で取り上げられた訴訟事件をはじめ、特許、商標、実用新案、意匠、不正競争の各種訴訟事件を扱ってまいりました。知的財産権は、権利を行使するあるいは権利を行使されるにあたり、どのような事態が想定し得るのか。個別具体的な事情に精通しているからこそ、あらゆるケースに対応することができます。
権利を獲得することは、あくまでも最初の一歩です。知的財産権出願の真の価値は、その権利を行使してビジネスに活用することに他なりません。そのためには、リスクを回避するだけでなく、時にはあえてリスクに挑むことも必要になります。私たちは、商標や特許の出願だけでなく、運用上生じうるトラブルを熟知しています。
豊富な訴訟経験は、曙国際特許事務所全体で共有して参ります。
豊富な訴訟経験を出願にフィードバックできる弁理士集団。
それが、曙国際特許事務所神楽坂オフィスです。
神楽坂オフィス代表あいさつ
訴訟における経験を出願に反映できること
それが私たちの大きな特色です。
熾烈なビジネス競争下においては、
いつか、権利が侵害されるあるいは侵害するような事態が生じるかもしれません。
でも、悲観したり過剰に防衛的になる必要はありません。
当オフィスは、お客様の知的財産権の出願から取得後の活用段階まで、
訴訟の実際を踏まえた判断ができる類をみない特許事務所です。
私たちは、あらかじめあらゆるリスクを想定した上で出願を行います。
知的財産を実際に運用して起こる様々なトラブルに適切に対応します。
知的財産権のことなら安心して任せられる頼もしい専門集団
それが、私たちの存在価値だと自負しています。
安原 正義
経歴
昭和50年3月 | 早稲田大学法学部 卒業 |
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昭和53年4月より | 安原法律特許事務所在籍 |
昭和55年11月 | 弁理士登録(登録番号 第8618号) |
昭和58年3月 | 工学院大学専門学校応用化学科卒業 |
平成20年10月1日 | オリナス特許事務所開設 |
令和4年11月1日 | 曙国際特許事務所神楽坂オフィスに名称変更 |
所属団体
日本弁理士会、日本工業所有権法学会、日本著作権法学会、日本国際著作権法学会
活動略歴
昭和60年4月~平成5年9月 | 東京工業高等専門学校機械工学科講師 |
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昭和63年度~平成元年度 | 日本弁理士会 商標委員会副委員長 |
平成5年度 | 日本弁理士会 知的財産検討委員会委員長 |
平成6年度 | 日本弁理士会 ソフトウエア委員会委員 |
平成9年~平成16年 | 日本弁理士会実務総合研修、新人継続研修「鑑定・判定の実務(商標)」講師 |
平成15年~平成22年 | 日本商標協会常務理事 |
平成16年7月28日~17年3月31日 | 財団法人知的財産研究所「大学における知的財産の創造、 保護及び活用に関する諸問題についての調査研究会」委員 |
平成19年5月28日~平成20年3月 | 農林水産省「食品産業の意図せざる技術流出対策の作業部会」委員 |
平成14年~平成19年 | 発明協会講師(商標権侵害訴訟講座) |
平成20年~ | 発明協会講師(WIPO ジャパンファンド研修 [審査官初級コース] 「Case Study Trademark Infringement Cases」、JICA研修 中国「知的財産保護―審査コース― 商標権侵害紛争事例研究」) |
平成12年~平成16年 平成18年~平成23年 |
日本弁理士会中央知的財産研究所副所長 |
平成26年~平成29年 | 日本国際著作権法学会監査役 |
平成18年~令和3年 | 日本工業所有権法学会理事 |
令和4年11月1日 | 曙国際特許事務所神楽坂オフィスに名称変更 |
現職
公益財団法人 安藤スポーツ・食文化振興財団『食創会』審査委員(平成19年~)
著書・論文
- 「サービスマーク(役務商標)の登録-レンタルサービスおよびリースサービスについて-」 田倉整先生古稀記念 『知的財産をめぐる諸問題』 (発明協会 1996)
- 「平成8年法律第68号による商標法一部改正の商標権上の担保権設定への影響」 パテント第52巻第11号 (1999)
- 半田正夫ほか編 『知的財産権事典』 (丸善 初版 2004)
- 中山信弘ほか編 『商標・意匠・不正競争判例百選』 (有斐閣 2007)
- 「商標法51条及び53条における登録商標の使用」 (日本弁理士会中央知的財産研究所 研究報告第25号 商標の使用について) パテント第62巻第4号 (2009)
- 「商標の適正な使用と範囲-「BRIDE」商標事件[知的財産高裁平成21.3.26判決]」 知財管理第59巻第9号 (2009)
- 「商標法3条2項により登録を受けた商標権に関する一考察」知財管理第63巻第5号(2013)
- 「商標の同一乃至同一性」知的財産法研究の輪 渋谷達紀教授追悼論文集(発明推進協会 渋谷達紀教授追悼論文集編集委員会編 2016)
趣味・嗜好
ワインならブルゴーニュ。赤はコートドールの真ん中より少し北側、白は少し南側を好む。
映画は小津安二郎、ロベール・ブレッソン (早大シネマ研究会OB)
クラシックではブラームス。シンフォニーならフルトヴェングラー指揮の4番、ヴァイオリン・コンチェルトはジネット・ヌブーがお気に入り。
絵画はセザンヌ。
大西育子
最終学歴
一橋大学国際企業戦略研究科博士後期課程修了〔博士(経営法)〕
経歴
大学卒業後、在阪特許事務所にて、特許事務、商標担当弁理士アシスタント業務を経験し、平成 8年1月に弁理士登録(登録番号 第10807号)後、大手特許事務所及び商標専門特許事務所にて商標弁理士として商標業務に従事する。平成19年8月に安原法律特許事務所(現曙国際特許事務所神楽坂オフィス)入所し、商標業務に従事し、現在に至る。
所属団体
日本弁理士会(JPAA)、アジア弁理士協会(APAA)、International Trademark Association (INTA)、日本商標協会(JTA、理事〔2022年11月現在〕)、日本工業所有権法学会、日本著作権法学会
活動略歴
経済産業省産業構造審議会知的財産分科会商標制度小委員会商標審査基準ワーキンググループ委員、特許庁・外国知的財産制度に関する調査研究(産業財産権制度各国比較調査研究)〔平成25年度・歌手名等からなる商標の審査の運用実態に関する調査研究、令和3年度・他人の氏名等を含む商標に関する調査研究〕委員、日本弁理士会中央知的財産研究所研究員のほか、関税法第69条の5等に規定する専門委員候補(商標)となり、専門委員を数回務める。
主な著書・論文
『商標権侵害と商標的使用』(信山社、2011)、「商標権者の品質管理権能と商標機能論」 知的財産法研究45巻3号(2004 共著)、「商標ライセンス契約に特有の背信行為-継続的契約としての商標ライセンス契約の解消事由-」 Lexis企業法務No.16 (2007 共著)、小野昌延・三山峻司 編『新・注解商標法』(青林書院 2016)、茶園成樹・田村善之ほか編『商標・意匠・不正競争判例百選 第2版 (別冊ジュリスト No. 248)』(有斐閣 2020)ほか
ご連絡・お問い合わせ
曙国際特許事務所 神楽坂オフィス
〒162-0826 東京都新宿区市谷船河原町9番地
TEL : 03-3513-4117
FAX : 03-3235-0859
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神楽坂下交差点より、外堀通りを市谷方面に徒歩約5分
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